国産初のジェット旅客機MRJがことし6月にフランスのパリで開かれる世界最大規模の航空ショーに参加することになりました。
開発元の三菱航空機は性能をアピールすることで、たび重なる遅れによるイメージの低下に歯止めをかけて新たな受注につなげたい考えです。
この航空ショーは2年に1度開かれるもので、おととしはおよそ50の国や地域から2300社が参加し、世界最大規模の航空機の見本市としても知られています。今回、三菱航空機はアメリカで飛行試験を行っているMRJをパリに移動させて展示するとともに、デモンストレーション飛行も実施することになりました。
MRJをめぐっては、相次ぐトラブルでことし1月に航空会社への納入時期が2020年半ばに延期されていて確実に開発を進めることが急務となっています。
三菱航空機は世界的な航空ショーでMRJの性能をアピールすることで、たび重なる遅れによるイメージの低下に歯止めをかけて信頼を回復し、新たな受注につなげたい考えです。
出典:NHKニュース
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